人生の止まり木

30歳。日々感じていることをつぶやきます。誰もが輝ける社会の実現を夢見ています。いつかは海外に住めたらいいな!

次世代を担う女性たち② ー本気の挑戦とはー

先日お届けした、グラスルーツ・アカデミーin岩手の初日の様子。

 

今日はその続き、2日目と3日目の様子についてご紹介します。

 

2日目は緊張の事例発表。グループごとに発表を行いました。

 

わたしは今回「ビッグイシューと考える私たちの未来プロジェクト」を掲げ、このアカデミーに参加。

 

事例発表では、この取り組みについてご紹介しました。

 

この事例発表の時間では、他の女性たちの活動が詳しく知ることができ、活動の内容はもちろん活動を始めたきっかけや活動を行う中で感じる課題を事細かに知ることができました。

 

ともに時間過ごす仲間たちの活動を知れたことは、自分にとっても大きな刺激となりました。団体運営、活動の展開とひとことでいっても、多種多様で、自分たちの活動をさらに大きくしていくことも可能なのだと背中を押してもらったような感覚になりました。

 

その後はあすからの暮らし相談室を運営する吉田直美さんのお話でした。

 

直美さんのお話はわたしが今まで生きる中で感じてきた疑問を上手に紐解いていただいたような感覚を覚えました。

 

人間は誰もが幸せに権利を持っており、最終的に全ては世界平和へと向かっている。

そのために、社会的に課題を抱える方や問題に直面する方のサポートをしたいと始めた取り組みがこのあすから暮らしの相談室なのです。

 

 

わたしは今までずっと生きる中でどうやったら、誰もが幸福感を得ることができるのか、ずっと考え続けてきました。

 

それは個人だけにとっての幸福ではなく、みんなにとっての幸福とは何かを考えることでもありました。

 

社会的な背景と様々な思惑。そこに対してやはり大切なのは人々のつながりと心の豊かさ。具体的に形にできないながらも、わたしはやはりそこに対して何か挑戦をしていく人生でありたいのだと改めて心を固めることができたのでした。

 

きっと響かない方もおられたと思いますが、私にとってはとても大切なお話でした。一人ひとりにとっての必要なものは何か、何を持って幸せと感じるのか。

 

私の夫は貧困や幸福を考え始めて、今の経済学を専攻し、研究者になろうとしています。私はその気持ちがよくわかるのです。

 

自分を思うことよりも人を思うことで、自分の心が救われるということがあるのです。

 

私は小さい頃からずっと人の悲しい顔や争いごとが嫌いでした。それは今も変わらないのです。

 

しかし小さなことに苛立ったり、焦りを感じる自分が日常的に存在して、大切な人に苦労をかけてしまったりするときに、

 

 

いや、こうじゃいけない!そういう思いが働きます。

 

そうです。ともに幸せを味わい、ともに幸せを描けるような社会にしたほうが、ずっとずっと幸せなのだと。

 

 

私はだからといって、今の社会を作る大人たち、仕組みが悪い!といって終わらせるつもりはありません。

 

どんなに納得がいかなくとも、ずれたことをしようとも、そのような人たちも私たちと生きる人類の仲間であるからです。

 

響くのは言葉よりも、行動です。ムーブメントです。

 

私は私のできることを全うしていきたい。そんなことを思いました。

 

って、長くなりましたね。笑。

 

最後はみんなで思いを共有し、集合写真を撮り、終了!

 

夜は出会った仲間と語り明かしました。涙あり、笑いあり。

みんなとの出会いが嬉しくて、楽しくて。ずっとこんな日が続いたら。

そんなことを思い、2日を過ごしました。

 

 

3日目は岩手県花巻市へ。

 

伺ったのは、ぴんきー・かずいちゃんたちが取り組む、

まんまるママいわて http://manmaru.org/

の活動とその始まった経緯、思いを聞くためでした。

 

魂のこもった彼女たちの行動は本当に心打たれました。

団体を運営する、ミッションを達成するためには…

 

そんなことを言いながらも、最後は「人と人の信頼関係の構築」

 

いかに公私混同をせず、相手が言うことを個人に対する批判と取られず、ソーシャル的な意味合いでの意見と受け取れるかどうかが、大切なのだと思い知らされました。

 

決して、生ぬるいものではなく、人間臭く、泥臭く、でも徹底的にミッションに進んでいく彼女たちの取り組みや思いに感動を覚え、心洗われる気持ちでした。

 

心からこみ上げる思い、叫び、気づき。

そこにストイックに突き進み、確かに成果を生み出していく、彼女たちの活動。

 

その本気度を見て、自分がいかに逃げてしまっていたのかを気付かされました。

 

できなくて当たり前、完璧じゃなくてあたりまえ。

 

だからこそ、しっかりとやるべきことをこなし、相手の懐へと飛び込み、しっかりとコミュニケーションをとり、話し合いを続ける。

 

それをできる人が成果を出すことができるのだと思います。

 

本当に素晴らしい活動。被災地のママたちが輝ける社会。

こどもたちを生み出すママたちが輝ける社会。

 

そんな社会を私も夢見てしまいました。

 

わたしもやってみたい。ここは変えたいというところをもう少し正面から飛び込んでいきたい、そう思わせてもらうことができました。

 

その後は、花巻家守舎の小友さんのお話を伺いました。

ここでは大切な風景を守るために、楽しみながら活動を続けるクリエイティブな方々の取り組みを知ることができました。

 

仙台でも様々な取り組みが生まれてきていますが、「あ!花巻もホットな場所になってる!」そんな風に思いました。

 

スピード感、規模感はやはりセンスの賜物だと思うのですが、楽しみながら地域を変えていこうとするそのモチベーションは本当に見習うところが多くて、これからの花巻を見守っていたい、そんな風な思いになることができました。

 

社会は変えることができる、そんな希望を感じることできた取り組みでした。

 

グラスルーツ・アカデミーは3日間の思いを共有し、幕を閉じました。

一人一人の言葉から気づいた学び、溢れた思い、これからの決意表明を受け取ることができました。

 

とってもいい!グラスルーツ・アカデミー。

 

そして社会を変える若い女性たちの活躍の場がこれからどんどん増えていくといいなと思いました。

 

なんかろくなまとめ方になっていませんが、ぜひこれを読んでいるみなさんにもグラスルーツアカデミーや、ウィメンズアイの取り組みに関わってほしいと思います。

 

それではばいちゃらほい⭐︎

今日も心からあなたに愛を込めて。