知らないことを知ること
知らないこと(無知であること)は、愚かで評価できないこと、なのでしょうか?
ここ数日頭にぐるぐると廻る言葉です。
きっと答えは…NO!!です。
自分が知っていることに誇りを持って、自信を持っていることは
大変素晴らしいことです。
しかし、知っていること、自らの功績や知識に囚われてしまうと、
本来見えるべき世界も、まだ見ぬ世界も、どんどんと遠ざかっていきます。
人はできない人を「できない」といって、低評価します。
ところが、「知らない瞬間」というのは何よりも希望に満ち溢れているはずです。
知らない自分、わからない自分を受け入れられず、
周りからの目を気にすればするほど、知らない自分を隠したくなるものです。
知っている!という優越感を感じるよりも、
知らないことを知れる!というワクワク感の方が、より価値がある!
私はそのように考えています。
知っていることに自惚れず、浸らずに、
知らない!もっと知りたい!と目を輝かせる人々とともに、
ともにまだ見ぬ世界を切り開いていく方がよっぽど未来がある。
そのためには、自分のフィルターを捨てて、
ともに同じ目線で同じ世界を歩むことを決めなくてはなりません。
知らないことを知ることによって、世界は大きく広がっていき、
やがてはその喜びが次の誰かへと引き継がれていくのだと思います。
目に見えない力や世界を信じ、ともに歩むことを受け入れましょう。
未熟な自分こそ尊く、未熟なあなたこそ尊い。
尊い存在とともに、まだ見ぬ世界をともに切り開いていきましょう。
最後にあなたへ。
ピコ・アイヤー 知り得ないことの素晴らしさ
*日本語訳も見れます。ぜひご覧くださいね。